金属アレルギーでお悩みの方へ

 

トライアルピアスへのたくさんのご応募をありがとうございます。

「かゆくなりにくい」

「つけてることを忘れてしまう」

など、皆様からの感動のお言葉にMISTY COLLECTION一同、嬉しい気持ちでいっぱいです。

トライアルピアスキットをまだお試しでない方はぜひご覧ください↓

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【MISTY COLLECTION】高硬度ピュアシルバー999商品一覧はこちら

 

これまで使用していたピアス製品はダメだったのに、純銀のピアスはどうして大丈夫なの?という質問も増えてきました。これには理由があります。純銀は金属アレルギー統計データにおいて最も発症しにくい金属の一つだからです。

 

純銀は金属アレルギー問題解決のための可能性を秘めた金属素材です。しかし、一般的なジュエリーやアクセサリーの製品素材として使用されることは多くありません。

 

それは、純銀がとても軟らかな性質だからです。そのため、日常的に使用できるよう、シルバー製品は銅などを配合することでSV925(銀純度92.5%)として使用するのが一般的でした。シルバー製品を身に着けることで起きる金属アレルギーの原因が銅だった、という例も見受けられます。

 

純銀での製品開発を行った経緯は、AYAMI JEWELRYのデザイナー(現在はSARARTHデザイナーも兼任)の宗形あやみさんが長年金属アレルギーで悩んでいたことがきっかけです。それまで私たちは、SV925などの金属を製品に使用することが当たり前だと考えていました。しかし、身近な人の悩む姿を通して、お客様のなかにも金属アレルギーに悩む方が多くいらっしゃるのではないかと感じ始めました。

 

それから、ジュエリー業界の一員として、お客様へ安心を届けたい一心で、開発に注力しました。そして、完成したのが純銀でも高い硬度を持った、高硬度ピュアシルバー999です。高硬度ピュアシルバー999のピアスを付けた宗形あやみさんに、アレルギー反応は出ませんでした。その経験をきっかけに、さらに多くの方にこの製品を届けることがMISTY COLLECTIONの使命だと実感したのです。

 

高硬度ピュアシルバー999の記事についてはこちらから

 

純銀製品を含め、金属アレルギーを気にせず日々快適にアクセサリージュエリーを身に着けるためには、自己判断だけでなく、より正確な知識に基づいた選択をされることをおすすめします。

 

そこで、MISTY COLLECTIONでは展開するブランド、「MISTY」「Cloche」「AYAMI JEWELRY」に金属アレルギーについてより専門的な知識を持ったジュエリーコンシェルジュを在籍させました。「ピアスを1日中付けたままだと痛くなるので、どうにかしたい」など、悩んでいるけど解決法がわからないことがありましたら是非ご相談ください。解決法を探すお手伝いをさせていただきます。

 

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また、資源を大切にしたいという想いから、使用済みトライアルピアスキットを全国百貨店MISTY COLLECTIONブランドの店頭で回収を行っております。回収されたピアスキットは、リサイクルメタルとして再利用されます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りいただき、回収にご協力いただきますようお願いいたします。

 

高硬度ピュアシルバー999の魅力を知っていただくうえで、金属アレルギーについて知っておくことはとても大事です。ましてやジュエリーやアクセサリーは毎日直接肌に身に着けるものです。金属アレルギーと正しく付き合うためにも、また、遠方でお店にはなかなか足を運べない…という方にもぜひご一読いただければありがたいです。

 

 

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目次:

1.はじめに…ジュエリーとお肌の関係って?

2.金属アレルギーはなぜ起こる?

3.ジュエリーを選ぶ際の5つの大切なポイント

└①『どんな金属が使用されているかを確認する』

└②『統計的に影響がでやすい金属かどうか』

└③『溶けだしやすい(イオン化しやすい)金属かどうか』

└④『どこの部位に装着したか』

└⑤『自分の不調になりやすい金属を把握する』

4.まとめ

 

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1.はじめに…ジュエリーとお肌の関係って?

 

ジュエリーにはたくさんの種類の金属素材が使われています。従来のゴールド製品に使用されるK10やK18、シルバー製品に使用されるSV925をはじめ、サージカルステンレス(SUS316L)、チタン合金なども登場しました。このように、金属素材が複雑化したこともあってか、それに伴って金属アレルギーについての問い合わせが年々増えている印象があります。

 

厚生労働省の発表 (※) でも、症状の3割は宝飾品が原因で、8割以上が女性というデータがあります。

「もっと安心してジュエリーを楽しみたい」という声が増えているのも納得できます。

 

※厚生労働省「2014年度 家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告」より

 

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2.金属アレルギーはなぜ起こる?

 

金属アレルギーとは、金属を身に着け続けることで、ほんの少しだけ溶け出した金属が体内に入り込み、それに驚いた体がビックリして、外へ追い出そうと躍起になってしまうことです。躍起になることで赤く腫れたり痒みを生じます。

このように、体内に入り込んだ金属にビックリする体質の人とビックリしない体質の人の違いが金属アレルギー症状の有無の差です。花粉症も同じ原理です。

金属アレルギーは金属全体ではなく、金属単位(ニッケル、銅など)で発症します。一口に金属アレルギーといっても、どの金属で起こるかは人によって異なります。花粉症でいうスギ、ヒノキ、ブタクサのような違いです。

傾向としては特定の金属で発症しやすい傾向があります。どの金属がどのぐらいの症状になるのかは個人によって異なります。これも花粉症と一緒です。

また、発症までに必要な時間も人によって数時間から数日と幅があるため、自覚が難しいのも特徴で、すぐ発症する花粉症と異なる点です。

 

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3.ジュエリーを選ぶ際の5つの大切なポイント

 

①どんな金属が使用されているかを確認する

 

・ジュエリーには2つ以上の金属が配合された合金が使われる

・配合しない金属は柔らかくて強度がなく、日常的に使用することができない

・SV925には銀以外に銅が、K18には金以外に銅と銀が使われる

・主要な貴金属以外の金属配合はメーカーによって異なる

・プレーティングには下地プレーティングとメインプレーティングがある

・溶接材にも注意が必要

・チタン製品は使用されているチタン以外の金属が大問題

・使用された金属全てに金属アレルギーの可能性がある

 

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②統計的に影響がでやすい金属かどうか

 

・金属パッチテストの統計結果で金属アレルギーの出やすさがわかる

・金属アレルギーになりやすい金属の第一位はニッケル

・銀やチタンは影響が少ない

・金やプラチナは出やすい

・ステンレス製品、チタン製品の使用は注意が必要

 

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③溶けだしやすい(イオン化しやすい)金属かどうか

 

・金属にはそれぞれ溶け出しやすさの目安(イオン化傾向)がある

・金や銀、プラチナなどの貴金属は溶け出しにくい傾向がある

・ジュエリーの金属は主に汗で溶け出して体内に吸収される

・ピアスは常時体液にさらされるため、溶出しやすく金属を吸収しやすい

・ニッケルが金属アレルギーの原因になりやすいのは溶け出しやすいのも原因のひとつ

・金やプラチナが原因になりにくいのは溶け出しにくいから

・2つ以上の金属を混ぜ合わせ、合金化するとさらに溶け出しやすくなる

 

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④どこの部位に装着したか

 

・ピアスは特に原因になりやすい(ピアスポストは金属を体内に吸収しやすい)

・ピアスで金属アレルギーが出やすい人はイヤリング、イヤーカフなどがおすすめ

・ピアス経験の有無による金属アレルギーの感作率は2倍

・銀はピアス経験者でも金属アレルギーが出にくい

・ピアスは複数のパーツが同時使われる(本体、ピアスポスト、キャッチなど)

・ピアスにそれぞれがどのような金属を使用しているのかを把握することが大切

・ピアスの次にペンダント、ネックレスなどに注意

 

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⑤自分の不調になりやすい金属を把握する

 

・自分が不調になりやすい金属素材の種類を把握する

・自分が不調になりやすい金属素材の種類の使用時間を把握する

・素材を知ることで何が原因なのかを予想する

 

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4.まとめ

 

金属アレルギーは突然発症したり、悪化します。ですが、使用する金属素材と自身との相性を把握しながら、上手に付き合っていくことができます。重要なのは自分自身と相性のいい製品を見つけることです。

MISTY COLLECTIONブランドの店舗に在籍するジュエリーコンシェルジュはそういったお悩みをお持ちのお客様のサポートをさせていただきます。ジュエリーの専門職の立場から、お客様のお役に立てることと思います。ぜひご活用いただければ幸いです。

 

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