3-④. どこの部位に装着したか
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この記事のまとめ
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・ピアスは金属アレルギーの原因になりやすい
(ピアスポストは金属を体内に入れるため)
・ピアスで金属アレルギーが出やすい人は
イヤリング、イヤーカフなどがおすすめ
・ピアス経験の有無による金属アレルギーの感作率は2倍
・銀はピアス経験者でも金属アレルギーが出にくい
・ピアスは複数のパーツが同時使われる(本体、ピアスポスト、キャッチなど)
・ピアスにそれぞれがどのような金属を使用しているのかを把握することが大切
・ピアスの次にペンダント、ネックレスなどに注意
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3.ジュエリーを選ぶ際の5つの大切なポイント
④どこの部位に装着したか
ジュエリーを身に着ける部位がピアスかどうかで金属アレルギーの発症確率は大きく異なります。ピアスは体内に直接金属を差し入れるため、体液が金属をより多く溶出させ、より多く体内へ吸収してしまいます。
そのため、リングやペンダントはK18製品でも大丈夫なのにピアスになると金属アレルギーが出る、という人もいます。ピアスを身に着けるのがつらいという人にはイヤリングやイヤーカフもおすすめです。体内に金属が入らないので金属吸収量が大きく減ります。
【イヤリング・イヤーカフ商品一覧はこちら】
ピアスの使用経験の有無で感作率(金属アレルギーを発症する確率)は2倍になるというデータもあります※。そのため、ピアスと金属アレルギーは他の部位よりも注意が必要です。銀はそのデータ内でも経験の有無に関わらず、感作率が非常に低い金属でした。日常的に使用する金属として、最適といえます。
3-①. どんな金属が使用されているかを確認するでもお伝えしたように、ジュエリーにはたくさんの金属が使用されています。特にピアスは金属アレルギー症状がでやすいピアスホール付近に多くの金属が密集しています。
ピアス製品は体内に挿入することで金属アレルギー症状が出やすいという特徴と、製造上の理由から多種多様な金属が使われるという特徴があります。
一つの製品に使用されている金属を全て把握するのはとても大変です。しかし、どれか一つでも自分の体質に合わない金属が使用された場合は金属アレルギーを発症する確率が高まります。
そのため、高硬度ピュアシルバー999は溶接材を使用しない接合方法を採用し、キャッチはシリコン製のものを採用しております。
ピアスの次に金属アレルギー反応がでやすいとされているのがペンダントやネックレスです。首元は汗をかきやすいので、金属が溶出しやすいためです。
高硬度ピュアシルバー999はペンダントに使用されるチェーンやパーツ類もすべて純銀(純度99.9%銀)で製作されています。
チェーンは国内チェーンメーカーで特注で製作したものです。これらのパーツ類にもそれぞれ硬化加工を施し、ようやく製品として使用することができます。
手間暇はかかりますが、安心して身につけていただくために妥協せず自社アトリエの職人と共にこだわった点です。