サララーサ vol.3 硬化の仕組み

― 独自の表面硬化処理プロセス ―
vol.1, vol.2 ではサララーサ開発の理由、そしてその魅力をお伝えさせていただきました。
では、サララーサはなぜ硬くなるのでしょうか︖
特許を取得した画期的な製法の秘密を公開します︕

①製品の表面全体に衝撃を加え表面の硬度を上げる

②表面に薄い被膜が形成される

③電気純銀プレーティングを施し表面の硬度をさらに上げ、柔らかくなりにくくする

サララーサの特許技術は「衝撃を加えた表面」に「純銀プレーティングを施す」というものです。
金属は一定の衝撃を加えれば硬くなりますが、純度99.9%銀は強すぎる衝撃を加えると変形破損してしまいます。
逆に弱すぎると硬度が変化しません。サララーサの技術ではその絶妙な強さのバランスを保ちながら衝撃を施し、
しかも、形状に制限が少なく様々な形の物に対応することができます。
そして衝撃を加えて硬くなった表面を電気純銀プレーティングでさらに硬度を向上させ、硬い被膜で包み込むように仕上げます。

 

― 表面に形成されるとても薄い被膜が硬さの理由 ―

硬くなった表面の厚みは市販のアルミホイル(おおよそ10-30 ミクロン)程度です。
とても薄く感じるかもしれませんが、一般的な金(K18YG)プレーティングは0.3 ミクロン程度。
アルミ箔の表面を削りとることは容易ではありません。このように、金属はわずかな厚みでもとても頑丈です。

 

― サララーサは軟化しにくい ―

一般的に純度99.9%銀は衝撃を加えて硬化しても、徐々に柔らかくなります。
15℃の温度下では70 日程度で、50℃では1 日で元の硬さに戻ってしまうといわれています。
一方、サララーサ製品は100℃のオーブンで30 分加熱しても特に変化はみられませんでした。

どの程度で柔らかくならないのかという臨界点に関する正式なデータはまだありませんが、
自社製品で比較した調査では元に戻りにくいという結果になっています。
次回は、サララーサの素材をアクセサリーとして仕上げるためのパーツ加工についてご紹介致します。

vol.4 はこちら